国宝展を見終わった後、まだ時間に余裕があったので、少し気になっていたあべのハルカス美術館で開催されていた、ジャン=ミッシェル・フォロンの展示もついでに見に行きました。

国宝展に比べるとかなり空いていて、一つ一つの作品をじっくり眺める事ができました。
この方については全くのゼロ知識で展示を見に行ったのですが、どうやらベルギーのアーティストらしく、展示作品は絵本の挿絵みたいな雰囲気の絵で、ボールペンで描いた落書きの様な絵や、ハッキリとした線の上に絵の具で色付けされた絵、木造や金属製の立体物の展示もありました。
絵の具で描かれた絵は背景に空が描かれているものが多くて、空のグラデーションが綺麗な作品が多かったです。
特に気になった作品
秘密
ブロンズ製の立体の作品で、帽子とコートを身につけた男性らしい人が真ん中で真っ二つに割れている姿をしていました。
中身は空洞になっていて、正面から見ると中身がよく見えて「相手に秘密を打ち明ける」という意味に捉えられそうなのに、斜めから見ると中身が全て影になって真っ黒に見えたので「黒々とした物を内に抱えている」ように見えました。
なので「彼の秘密を自分に打ち明けてもらうには、まず自分が彼と真正面から向き合わないといけない」という意味なのかなと思いました。
ひとり
オレンジとグレーのグラデーションで主に彩色されている作品で、所々にある立方体以外何もない平地の向こうに、大きな山と建築物らしきシルエット、そしてグレーがかった薄暗いオレンジの空が広がる広大な景色なのですが、その真ん中に小さくポツンと人影がひとり立っている、温かい色彩なのにどこか寂しく感じる絵でした。
絵のサイズもかなり大きいので、タイトルの「ひとり」がより際立って感じる作品でした。
今日
砂漠みたいな景色の真ん中に、一つの細長い花瓶が置いてあって、花瓶には遠目には植物に見えるたくさん枝分かれした矢印が生えている絵です。
「今日をどうするのか、どんな日にするのかは、自分の選択次第」という意味なのかなと思いました。
国宝展では図録と七星剣のクリアファイル、フォロン展では特別展とは関係ない、ミュージアムショップで売っていた、3Dプリンターで作られたミラクルヘキサゴンというオモチャを購入しました。

展示を見に行った後は近くの店を適当に回ったり、梅田に移動して買い物をしたりして、足は疲労で大変な事になりましたが、とても充実した一日でした。


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