翌日。
依然として主に下顎が痛くて、咀嚼ができない状態で仕事に行き、朝と昼をゼリー飲料でやり過ごし、頓服を飲んで仕事をなんとか乗り切った帰り道、ふと「今噛めない状態なら、介護食とか体験してみるの、アリなんじゃないか?」と思い至り、知的好奇心の赴くまま、介護食三種類を購入してみました。
抜歯の翌日 夕食 豚肉と野菜(豚肉の生姜焼き)

噛まずに食べられるタイプのペースト状の食べ物。
パックから出してみたら、本当に食べ物の原型すら残っていないドロドロした物体が出てきました。
……正直に言うとあまり美味しそうには見えない。
熱すぎるのは、出来かけの歯の瘡蓋によろしくないらしいので、ぬるめに温めていざ実食。
感想を一言で言うと……思ったよりも味が濃い。
多分うちの生姜焼きよりも味付けが濃くて、生姜の匂いがしっかり香ってました。
食感は全然違うのに、味だけはちゃんと生姜焼きでした。
抜歯から二日後 夕食 カニ雑炊

歯を使わなくても潰せるタイプの雑炊。
家で食べる雑炊よりももう少しドロッとしている感じです。
ペースト状よりもずっとご飯の原型があるので、食べ物感があって食べる時の抵抗感は大分薄れました。
昨日に続きぬるめに温めていざ実食。
一言で言うと、結構美味しい!
出汁の味付けが美味しくてカニの匂いがふわっとする。
歯を使わなくても舌と上顎を使ってすり潰して飲み込める。
下の親知らずの痕は歯茎を縫合しているせいで、この時点で口が指一本半分しか開かない状態なので、量は少なくてやや物足りないですが、スプーンで食べるのにはちょうどいい感じでした。
抜歯から三日後 夕食 おじや 牛すき焼き

歯茎で噛めるタイプのおじや。
この辺りになってくると、具材が結構形が残っています。
いざ実食。
昨日に比べると微妙。
牛すきとあったので、肉の匂いがするのかと思いきや、根菜みたいな土っぽい匂いがムワって香ってきました。
歯茎で噛む前提の具材があるので、キノコ、もしくはタケノコらしきものは噛まないと飲み込みづらかったです。
味が複雑で私の舌には合わなかったです。
結論
将来歯が無くなって、喉の筋肉が衰えて飲み込む力が無くなったら、こういったのしか食べられなくなるのかと思うと、しょんぼりしました。
強制的に量が食べられなくなったので、栄養が全然足りなくて、仕事中ずっとフラフラでした。
栄養がメンタルに大きく関わるのも本当みたいで、すっごくイライラしやすかったです。
食の楽しみがほとんど無くなってしまうだけで、生活の質がガクッと下がった気がするので、歯が無くなったら認知症になるってのも、きっと本当だと思います。
今の内から歯磨きちゃんとして、歯と喉の筋肉を大事にしようと思います。


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